東京喰種ネタバレ55話「画策」｜6巻

前回、タタラから衝撃の事実を告げられた金木研、混乱する彼の前に万丈数壱が現われました。彼は反アオギリの決起集会に金木研を誘ってきたのです。万丈数壱の真意が気になる東京喰種6巻第55話「画策」を、ネタバレしている点もありますがご紹介していきます。

 

 

反アオギリ決起集会

カネキは万丈の誘いに少し戸惑います。タタラに嘉納教授のことを聞いたばかりでしたので、動揺して頭がうまく働かないようです。万丈はこれ以上関係のない奴が巻き込まれるのは我慢できないと言います。

 

話を聞けばまだ自分達がましだと言うことが分かるとカネキを誘った万丈、カネキも誘いに応じます。途中万丈がリゼが殺されたのは本当か？とカネキに尋ねます。カネキは、殺されたかはわからないがこの世にいないのは確かだと答えました。

 

加えて黙っていたことを万丈に謝ります。万丈は、カネキが自分に気を遣っていたことを知り、カネキのことを良い奴だと言います。話をするうち、2人は集会場にたどり着きます。そこには8人ほどの喰種がいて、あんていくに万丈と一緒に来ていたマスクの2人もいました。

 

隻眼の喰種を珍しがる面々でしたが、アオギリにも隻眼がいると言います。誰も見たことはないそうですが、その者はアオギリの総頭で隻眼の王と呼ばれているようです。万丈達も組織の全体図までは把握していないそうですが、タタラやノロは隻眼の王直属の部下だろうと言います。

 

 

アオギリの樹の幹部

タタラはアオギリの大部分を仕切っており、実力はもちろん頭も切れるそうです。ノロは臨時的な仕切りはやるものの、全く喋らないそうです。11区のノロ以外の幹部は、ヤモリ、瓶兄弟、アヤトの4人です。

 

ヤモリは手癖の悪い連中が揃う13区の出身で、随一の戦闘センスを持っているそうです。過去に白鳩相手に無茶をやったこともあるんだとか。瓶兄弟は大人数の喰種を従えるリーダーで、現アオギリの樹構成員のほとんどが彼らの部下とのことです。

 

アヤトは暴れながら各区をふらついていた時にタタラが勧誘したそうです。幹部が全員いるうちは脱出なんてもってのほかですので、出払うタイミングを狙うそうです。

 

アヤトとノロは5日置きに、ヤモリは3日置きに出かけて、丸一日は帰ってこないそうです。瓶兄弟が出かけることはありませんが、アヤト、ノロ、ヤモリがいなくなる最も警戒が薄くなる時を狙うということです。

 

パターンは変わるかもしれませんが、予想通りなら5日後になるとのことです。万丈は、成功率を少しでも上げるため、カネキにも協力してほしいと言ってきました。カネキは了承したものの、なぜ自分のことを信じるのか不安でした。

 

カネキの不安に対し、一同は万丈さんが連れてきた人なら信じられると言います。カネキも、皆に信用されている万丈なら信じられる気がしていました。

 

脱出後の計画についてはまだないそうですが、頼るところがないならあんていくに来ればとカネキが提案します。皆も了承し、脱出計画を進めることになりました。

 

しかし、この時そんな万丈らを見つめる人影があったことに誰も気づいていませんでした。

 

 

CCGの丸手特等

場面は変わりCCGへ、亜門たちの所へ本局から客人が来たそうです。その者は11区特別対策班の指揮官だそうです。篠原はジューゾーに問題を起こさないよう釘をさし、その人物が待つ部屋へ向かいます。その人物は丸手斎（まるでいつき：通称丸手、マル）という特等捜査官でした。

 

篠原や亜門は知り合いのようでしたが、亜門は丸手が苦手なようです。丸手は亜門に上司の二の舞にならないよう忠告し、クインケのことをおもちゃと言いました。真戸とクインケを侮辱された怒りを必死で抑える亜門がいました。

 

丸手はジューゾーにも絡んできたため2人が心配しましたが、ジューゾーは奇妙な笑みを浮かべるだけでした。丸手がここに来た理由は勧誘のようで、彼が指揮官を務める11区特別対策班が今回扱う件に加わるよう要請に来たのでした。これは命令で拒否権はない、彼はそう言いました。

 

 

まとめ

前回、タタラがもうすぐ白鳩がここに来る、といったのが丸手が受け持つ1件ということなのでしょうか。ついにCCGが本気でアオギリの樹と戦う時が来たということですかね。そしてカネキは無事脱出できるのでしょうか？