東京喰種:re 110話「其れ」ネタバレ｜10巻

前回の東京喰種:re第109話では、鈴屋什造と半井恵仁がピエロの中で人間がいることに気づいていました。鈴屋班がこの事に対応し出す東京喰種:re第10巻110話「其れ」、ネタバレではありますが、ご紹介していきます。

 

 

迷う鈴屋

東京喰種:re第10巻110話「其れ」は、鈴屋がウタとの戦闘を始めようとしている場面から始まります。鈴屋はまずナイフでウタの首を刺し、ジェイソンで全身を攻撃します。抵抗しないウタ、すると鈴屋の動きが止まります。

 

「なんでこんなことを、什造」

 

ウタは篠原の顔になっていました。「篠原さん」と鈴屋は動きが止まります。「あんま無茶するな」と鈴屋に近づくウタ、その背中からは3本の赫子が出ています。ウタの赫子は腰から出ていますので、鱗赫ですかね？

 

攻撃を受けそうになる鈴屋を助けるように、「まやかし故、切り捨て御免」と阿原がウタの顔を切り裂きます。御影も「鈴屋マイ・コスモ、あなたの宇宙を穢させてはならない、けして」と、鈴屋に声をかけます。

 

「懐かしくて、思わず立ち止まってしまいました」と言う鈴屋、彼は半井を呼びます。「やはり」だと言う鈴屋、半井に指示を出すよう伝えます。半井は、S3班全員に指示を出します。

 

「ピエロの中にヒトが混ざっている！戦闘意思のないピエロに対して攻撃を加えるな」

 

これを聞いたミズローたちは、状況を理解します。なんらかの方法でヒトを脅して戦闘に参加させ戦力を水増し、かつ手に欠けた者に罪の意識を植えつける、それがこの作戦の目的です。これを考えた奴は最低だと言うミズロー、当の旧多は笑っていました。

 

 

戻れない

その頃、暴走とも思える状態の瓜江は、ドナートに挑んでいました。ドナートは、瓜江のことを父が死んだせいで戦い続ける哀れな子だと言います。「お前の不幸は全て父親のせいだ」と断言するドナートに対し、瓜江は自分で選んだから違うと反論します。

 

「ボロボロになるまで戦い食事も喉を通らない、それがお前の選んだ道か？」と聞くドナート、さらに瓜江を追い詰めます。ドナート曰く、瓜江は、認めてもらいたい、褒めてもらいたい、そんな想いを周囲にぶつけて果たそうとしていたようです。

 

その行為は無為だと言うドナート、瓜江には本当の家族がいないから、満たされることはないそうです。そしてドナートは、最後にこう断言しました。

 

「お前が真に恨んでいるのはお前の父親だ」

 

「ちがああああう！！」と否定してドナートを貫く瓜江、ドナートは消えていきました。その頃ドナートは、ビルの上にいました。人差し指が欠けてしまったと言うドナート、瓜江が戦っていたのは、ドナートの人差し指にすぎなかったのでしょうか？

 

瓜江は、フレームを超えて力を出した結果、赫子を抑えきれなくなっています。「だれか助けてくれ」ともがく瓜江、彼は取り返しのつかない所まで来てしまったのでした。

 

 

Rc抑制剤

その頃、ラボに来た4人は、第四研究室に近づいていました。滝澤は、遠くからでも匂いが分かるようで、滝澤の鼻を頼りに進んでいました。研究室に着いた4人、ヒナミに習った方法で、アヤトが中を索敵します。

 

どうやら中には、研究員が8人いるそうです。金木は赫子で電気を落とし、研究員が出てくるのを待って拘束していきます。全員を拘束した金木たち、Rc抑制剤を見つけて回収しようとしますが、金木と滝澤は匂いにやられて嘔吐してしまいます。

 

この場にいるのは金木と滝澤、アヤトの3人、クロはどこか別の場所にいるのでしょうか？すると隠れていた研究員の1人が、どこかへ走り出します。滝澤が飛び掛かって捕まえますが、あるボタンを押されてしまいます。

 

すると、人間を保存しているであろう容器の中から、なんと亜門鋼太郎が出てきました。才子らクインクスにやられたかと思いましたが、生きていたんですね。

 

 

まとめ

力を出し過ぎて暴走してしまった瓜江、このままのまれてしまうのでしょうか？髯丸が才子たちを呼びに行っているはずですので、なんとか助かると良いのですが。

そして亜門鋼太郎が生きていましたね。状況が状況で、敵として登場したわけですが、生きていたのは嬉しいですね。