東京喰種:re 121話「ひとり吊るされる」ネタバレ|11巻

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前回の東京喰種:re 120話は、真戸暁と笛口雛実が抱き合い、涙を流すシーンで終わっていました。金木研を取り巻く環境に、変化が現れだす東京喰種:re 121話「ひとり吊るされる」ネタバレありですが、構わない方はご覧下さい。

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記号

東京喰種:re 121話「ひとり吊るされる」は、金木を訪ねるアキラから始まります。ヒナミに会ったと話すアキラ、心が折れたと言います。アキラは、父の死の悲しみから逃れたくて、必死で捜査官として働いていたそうです。しかし、今はもう捜査官ではありません。

父を失い、捜査官としての立場も失った。アキラもまた、カラッポになってしまったのです。そんなアキラに、まだ自分がいると告げる金木でしたが、アキラは金木と琲世は違うと答えます。

名前や肩書きは、他者を認識するための記号だと話すアキラ、金木は「琲世」という記号を失ったのです。記憶は同じでも、金木と琲世は違う、金木は寂しそうな顔をしていました。

そんな金木に対し、アキラは久しぶりに真戸パンチを繰り出します。アキラは、しっかり立てと金木を鼓舞しました。そして「金木」という記号に対し、お前の中の一部が好きだったとほほ笑むのでした。

金木は、部屋から立ち去るアキラに、笑顔で寂しいと気持ちを伝えます。その目には涙を浮かべていました。アキラは振り返り、私もだと答えます。彼女もまた、涙を浮かべていました。

虚無

アキラは、荷物をまとめ、どこかへと歩いていました。そんなアキラを呼び止めたのは、亜門でした。アキラは、子供の喰種を見て、敵意を抱かなかったようで、そのことを亜門に話していました。

アキラは、喰種に対して憎しみを持てない自分は「虚無」でしかないと考えていました。父を失い、喰種への憎しみだけで動いてきたアキラにとって、憎しみを奪われた今、何も残っていないのでしょう。

しかし亜門は、そんなアキラにしっかりと「虚無」を感じろと言います。亜門もまた、アキラと同じように虚無を感じていたのです。喰種捜査官として励んできた亜門は、嘉納の手で喰種にされてしまいます。亜門は、このことで今までの捜査官としての時間だけでなく、未来すらも無駄に思ってしまい、「虚無」を感じていました。

しかし、亜門は「虚無」を1つの感情としてとらえ、向き合い続ければ、いつか答えは見つかるとアキラに話します。アキラは、怖いと俯いていました。そんなアキラの腕を掴み、亜門は、自分がそばで支えると宣言したのです。

アキラは、次はよけるなよと背伸びをしていました。

転機

その頃、シャトーでは瓜江、シャオ、髯丸の3人が旧多について話をしていました。瓜江は、政が旧多を警戒していたことを知っているので、3人は旧多を疑っているようです。そこへ2人の来客がやってきました。

シャトーにやってきたのは、なんと鈴屋と倉元でした。2人は、先日旧多の演説中に処刑された人物は、佐々木琲世ではないという考えを教えてくれます。根拠となるのは、ピエロのノーフェイス、つまりウタの存在です。

ウタは、鈴屋との戦闘では顔を篠原に変え、平子との戦闘では有馬に変えていました。これを目撃している鈴屋と倉元は、ウタが関与した可能性があると疑っているのです。となると、旧多は喰種と繋がっている可能性がある、倉元がそう呟いた時、部屋の扉があいてある人物が飛び込んできます。

それは、才子でした。才子は、処刑されたのが琲世じゃなかったのかと瓜江に聞きます。瓜江が違うと答えると、才子は涙を流して喜んでいました。こうして、瓜江たちは、旧多を疑うようになったのでした。

場面は変わり、旧多は宇井を連れてラボのような場所に来ていました。そこにいたのは嘉納、旧多は新たな研究員として嘉納を迎え入れたのです。やはり嘉納は旧多についているようですね。

先日のパフォーマンスや、嘉納を引き入れたことに苛立つ宇井、人権や倫理を語る宇井を、旧多は真っ向から否定します。そして旧多は衝撃的なものを宇井に見せたのです。それは、容器に保存されたハイルの首でした。旧多は、ハイルを生き返らせることを条件に、宇井に倫理撤廃を要求したのでした。

一方、六月は武臣と話をしていました。どうやら結婚式の日取りが近いようで、武臣は依子の為にトーカを探しているのです。手掛かりは数少ない写真、六月はその写真を借りたいと申し出ます。この人知ってるかも、六月は武臣にそう告げたのでした。

確かに、六月は不知と琲世の3人で「:re」に来ていました。つまりトーカの顔を知っているのです。これはかなり嫌な予感がします。何と言っても、六月はトーカに強く嫉妬していましたからね。近いうちに修羅場が待っていそうです。

肝心のトーカはと言うと、髪を染め直していました。金木は驚き、懐かしんでしました。金木は、喰種に関わる事件を調べているようで、過去に「隻眼の喰種」がCCGを壊滅にまで追い込んだことがあるとはしゃいでいました。

金木は、出かける前にトーカが話があると言っていたことについて尋ねます。すると、トーカの口から出たのは衝撃的な内容でした。内容はあえて言いませんが、金木は動揺し、コーヒーを全てこぼしてしまいました。

まとめ

亜門がついにアキラを受け入れましたね。以前は、アキラの顔を寸前で止め、想いを踏みにじるような形になっていましたが、今回は間違いなく受け入れたでしょう。これでアキラも生きる目的が出来たのではないでしょうか?

さすが亜門、良い働きをしましたね。こうなると1人立ち去った滝澤が心配になりますね。金木が亜門のネックレスを受け取らなかったことで、滝澤を繋ぎとめているはずですが、心配な所ではあります。

そして、ついに旧多を疑い出した瓜江、鈴屋、倉元の上位捜査官たち、これは風向きが変わってきているのではないでしょうか?場合によっては、彼らの「黒山羊」入りも十分あり得ますよね。これは面白くなってきました。

ただ1つ気になるのは六月の行動です。トーカを探すという口実を得た六月、最悪の展開が待っていそうな気がします。喰種だったからという名目のもと、トーカを殺してしまいそうで怖いですね。

六月のターゲットはあくまで想いを寄せる琲世ですが、邪魔になるトーカに敵意を向けても不思議ではありません。金木とトーカの仲は、トーカの衝撃的な質問で急接近することが予想されます。六月の行動が、最悪の結果をもたらさないことを祈るばかりです。