東京喰種:re 39話「深浅」ネタバレ｜4巻

前回の東京喰種:re第38話では、月山習と佐々木琲世が久しぶりに顔を合わせていました。月山習が、佐々木元気を取り戻してくる東京喰種:re第4巻39話「深浅」、ネタバレですがご覧下さい。

 

 

キジマ動画の反響

東京喰種:re第4巻39話「深浅」は、キジマと話す宇井から始まります。宇井は動画の件について、どういうつもりかとキジマを問い詰めていました。ロゼの仲間をいたぶることでロゼを誘い出す、餌となるのはキジマ自身、これがキジマの作戦です。

 

危険性は考慮していないのかと問う宇井、キジマは自分の命が惜しいとは思わないと言います。対策法に抵触すると注意する宇井、どうやらこれからその査問会があるようです。去っていくキジマを見て、宇井は「イカレ野郎」と苛立っていました。

 

街を歩く瓜江と六月、喰種捜査官はイカれてると街でも噂になっています。シャトーでは不知が琲世に相談に来ていました。「あんなの絶対間違ってる」と不快感をあらわにする琲世、しかし不知は「でも結局殺すんだよな」と、琲世のやり方にすら異を唱えるようでした。

 

 

月山習のプラン

場面は変わって月山家、だいぶ体調が戻ってきた様子の月山は、松前とカナエ、そしてマイロという男性の3人を集めて話をしていました。マイロは、CCGとの戦いの際、松前、ユウマと行動を共にしていたもう1人の人物ですね。

 

月山は、ユウマの映像を見て絶望する、アリザの笑顔を取り戻したいと話します。ただ、キジマの誘いに乗るのは得策ではないので、自分なりのプランで動いてみるそうです。

 

庭でコーヒーを飲む月山、カナエと2人でプランについて話をしていました。月山曰く、プランのキーマンは琲世とのこと。どうやら捜査官である琲世の立場を使って、有効な手立てを探そうとしているようです。

 

捜査官が要求を聞いてくれるのかと懸念するカナエ、しかし月山は記憶が戻れば大丈夫だと自信満々です。月山はあらゆる手を使って、金木の記憶を取り戻すと言います。月山が元気になったことを喜びながらも、カナエは上手くいくのかと心配になっていました。

 

そこでカナエは経緯を掘に伝えます。すると掘は、2番の写真を月山に渡すよう指示します。掘は、話しもそぞろに「ヤバイヤバイ」とせわしなく電話を切るのでした。カナエは、掘との電話越しに、なにやら騒がしい音を聞いていました。

 

 

2度目の接触

月山は、ベンチに腰掛けて読書をする琲世に話しかけます。琲世の髪は、黒に戻ってきており、月山は出会った頃を思い出していました。本が好きなのかと聞く月山、琲世は空いた時間にはだいたい何か読んでいるようです。

 

月山は、琲世より金木のこと分かっているとばかりに、高槻作品が好きなのでは？と聞きます。しかし、琲世の答えは「少し苦手」でした。高槻の作品は、「大事な人」か「主人公自身」が死ぬようで、それが辛いそうです。

 

「すべてに絶望して誰にも期待していない、だから全部壊したくなる」、琲世はそう高槻のことを分析していました。動揺する月山、良ければまた本の話でもと言おうとした所、才子と六月がやってきて、琲世は去ってしまいます。

 

悲しそうな月山、カナエに「おチビたちが邪魔でカネキくんと二人になれない」ともらします。そして、カナエは2番目の写真を月山に見せます。それは上井大学に飾られていた、金木を探していますというチラシでした。

 

その写真を見て月山は「ホリかい？」とカナエに聞きます。「彼女は僕の事を本当によく理解している」、月山は掘をそう評価します。月山が思い出した掘との会話は、金木が梟討伐戦に向かった後のことでした。

 

屋上で倒れる月山のもとに、掘が現れます。「美食とは何かね？」と掘に聞く月山、掘は「知らない」と答えます。そして「君は食材のために死ねた？」と聞き返したのでした。月山は掘だけではなく、あんていくの人達や、ヒナミ達の事を思い出していました。

 

その頃、CCGが何者かを探していました。彼等が探しているのは、掘ちえです。喰種の捕食シーンの撮影や、捕食幇助疑惑、さらにはCCGのサーバーへの不正アクセスなど、掘がした数々の行為を受け、彼女を捕えようとしているのです。掘は隠れてやり過ごしていました。

 

そして月山のおチビ達が邪魔だという一言を聞いたカナエは、アオギリに接触します。カナエは、月山が琲世と話す時間を作るため、お金を払いアオギリに仕事を依頼するのでした。

 

 

まとめ

金木の記憶を取り戻そうとする月山でしたが、記憶を失ったことは、思っている以上に障害になっているようです。そんな月山のために動くカナエ、アオギリを使って、クインクス班を仕留めるつもりでしょうか？