東京喰種:re 7話「昧人」ネタバレ｜1巻

前回の東京喰種:re第6話では、オロチに圧倒されていたクインクスを佐々木琲世が助けに来た所で終わっていました。佐々木琲世が力を開放しながらオロチに挑む、東京喰種:re第1巻7話「昧人」を、ネタバレしつつご紹介していきます。

 

 

佐々木琲世の戦い

東京喰種:re第1巻7話「昧人」は、赫子を使う琲世の姿から始まります。赫子を巧みに使い、オロチと戦う琲世、攻撃があたりオロチの赫子が散ります。

 

喜ぶ六月と不知でしたが、瓜江は冷静にすぐに戻ると分析します。案の定赫子はすぐに戻り、琲世は腹部に蹴りを受けます。立て直す琲世は、赫子で器用にクインケを使い、オロチに挑みます。

 

巧みに戦う琲世でしたが、オロチの赫子でクインケをはじかれ、腹部に連続で蹴りを受けてしまいます。そのまま足で琲世の腹部を貫くオロチ、琲世を遠くに吹き飛ばします。

 

 

琲世さらに深みへ

再生が間に合わないと苦しむ琲世、しかし彼の脳内では「ハイセ」と彼の名を呼ぶ声が聞こえてきます。琲世を心配して駆け寄る六月、しかし琲世はあっさり起き上がって六月を諫めます。

 

「待機、上官命令だ」琲世の表情や雰囲気が変わっていきます。六月も別人みたいだと感じているようです。準備運動を始める琲世、オロチも興味が湧いてきたと言います。

 

喜んでいいのかと笑う琲世、「僕の事なんか知らない方がいいと思いますよ」そう話す彼の表情は、恐怖感を与えるようなものでした。不知と六月も威圧されているようです。

 

琲世の赫子が剣のような形状になり、オロチの赫子を切断します。これは、月山習の赫子のような形ですね。赫子のキレが増す琲世、オロチを追い詰めていきます。

 

琲世の赫子を警戒してかわすオロチでしたが、地面から飛び出した赫子に腹部を貫かれます。琲世は笑いながら「お返しです」と、地面からいくつもの赫子を出し、オロチの腹部を何度も貫きます。

 

今度はオロチが吹き飛ばされて、仰向けに倒れます。倒れたオロチは「死ぬ死ぬってか？」と腹部を抑えて呟きます。この流れ、確か以前もありましたよね。状況も人物も同じな気がしてきました。

→東京喰種ネタバレ1巻第9話「孵化」

 

倒れるオロチを見下ろし赫子を構える琲世、そんな琲世にオロチが話しかけます。「お前ってヤツはどこまで行っても救われねぇのな、カネキ」仮面が外れてそう呟くオロチ、その正体はなんと西尾錦でした。「西尾先輩？」咄嗟にそう呟く琲世、次の瞬間、琲世は強い頭痛に襲われ動けなくなります。

 

不知は耳が良いのか、琲世の「せんぱい」という言葉を聞きとっていました。もしや2人の関係に気づいてしまったのでしょうか？頭を抱えて叫ぶ琲世をよそに、オロチは「時間切れだ」とその場を後にしました。

 

 

SSレート喰種「ハイセ」

そこに到着したのは平子班でした。いつもの倉元と、武臣という人物を従え、平子が琲世へと向かいます。「SSレート喰種ハイセの対処に当たる」平子はそう指令を出します。

 

3人は琲世に傷を負わせ、後はアキラに任します。アキラは「少し眠れ」と言い、ビルの上から琲世を狙撃したのでした。

 

琲世を狙撃したアキラは、琲世に今の状況を確認します。弱りながらも琲世は全て答えることが出来ていました。

 

佐々木琲世一等は嘉納教授により赫包を移植された半喰種、CCG内では彼の扱いに関して2つの決まりごとがあります。それは以下の通りです。

①佐々木琲世はヒトとして扱う

②赫子が暴走しやむを得ない場合、喰種と見なし駆逐する

 

極力Rc抑制剤などで鎮静化を図るが、もしもの時は自分が駆逐される、そのリスクを承知で琲世は全力を出したのです。そのことをクインクスに説明するアキラ、琲世の戦いぶりは見た3人はそれぞれ感ずるものがあったようでした。

 

今回の作戦、結局トルソー、オロチともに捕獲することは出来ませんでした。その数日後、琲世は有馬に呼び出されていました。

 

 

まとめ

やはり佐々木琲世は金木研でしたね。しかし、どうやら昔の記憶はないようです。琲世の脳内に出てきているのが、おそらく昔のカネキでしょう。それにしてもオロチがニシキだったのは驚きでしたね。ニシキ、かなり強くなったんですね。

ニシキがオロチとなると、オロチが話していた「俺ら」というのが、アオギリではなく「あんていく」の可能性が出てきますよね。これはまた楽しみが増えましたね。