東京喰種:re 9話「継情」ネタバレ｜1巻

前回の東京喰種:re第8話では、トルソーの調査をしていた下口班が、ラビットに襲撃されたという情報が入りました。新たな展開が始まりそうな東京喰種:re第1巻9話「継情」を、ネタバレ交じりになりますが、ご紹介していきます。

 

 

下口班の悲劇

東京喰種:re第1巻9話「継情」の始まりは、琲世とアキラが下口のお見舞いに出向いた場面からです。どうやらラビットの襲撃を受けた下口班は、下口以外全滅したようです。

 

アキラは下口を不憫に思いながらも、当時の状況を聞くのでした。アキラは、ラビットがフエグチと共に父を殺めた喰種だと思っているようです。

 

実際の所、アキラの父呉緒を殺めたのは、アヤトではなく姉のトーカです。アヤトは、呉緒の一件でラビットの名が知られてから、姉をかばうためかラビットに扮しているのです。

 

トルソーの家では、胴体の他に、タクシー車内会話の録音データも見つかったようです。おそらく以前ヒナミに渡していたのと同じものでしょう。内容は、タクシー車内の会話だったようです。

 

なぜアオギリの樹はそんなものを集めているのでしょうか？確かにタクシーでは色々な情報が集まっていそうではあります。

 

アキラも、この得体のしれないデータをアオギリが探らせていることが問題だと言います。アオギリは一般社会に潜む喰種に仕事を依頼し、立場が悪くなれば戦力としてアオギリに引き込むという事を繰り返し、組織を大きくしているようです。

 

トルソーがアオギリに入ったのであれば、S1～S3班のどれかが捜査を引き継ぐことになるから、自分たちはいずれかのサポートになると話します。

 

そんな中、下口を心配する琲世、アキラも「時間を共にした者を失うのは辛い」と哀しそうな表情を見せます。おそらく、亜門鋼太郎や滝澤家政道のことでしょう。

 

 

 

瓜江の行動

一方、瓜江は柴先生のもとを訪ねていました。瓜江は、柴に赫子を強化する方法について質問します。

 

瓜江らが受けたクインクス施術（別称：赫包インプラント法）は、嘉納教授のカネキに対する施術を参考にCCGの地行甲乙博士が編み出した方法です。これは、赫包をクインケ鋼材でコーティングし、体内に埋め込むという方法です。

 

これを体内ではなくアタッシュケースに埋め込んだのが、クインケになります。だからクインクスはクインケを内蔵された兵士になるわけですね。

 

プラントされた赫包には、リスクを減らすためにフレームが設けられています。フレームは、5段階あり、赫包の稼働率を調節しています。現在、クインクスのフレームは2、稼働率は40%となります。

 

フレームを引き上げれば、赫包の稼働率が上がり、赫子の力は上がるが、それだけリスクも大きくなるようですね。この場合のリスクというのは、佐々木琲世に近づくということでしょうか？

 

その後、瓜江は平子班の黒磐武臣（くろいわたけおみ：通称武臣）二等捜査官（20歳）と遭遇します。黒磐は、琲世が暴走した時に刃を向けた事を謝りたいようです。しかし、瓜江は黒磐に強い憎悪を抱いているようで、表面上の言葉とは裏腹に、脳内で強い憎しみの言葉を浴びせています。

 

黒磐武臣は、黒磐巌特等の息子さんのようです。かつて、瓜江の父はS3班を率いていたときに、殿として戦い、命を落としています。その時の部下が黒磐特等だったようです。瓜江は黒磐特等を、自分の親を見捨てた相手と考えているようで、その息子である武臣も恨んでいるということです。

 

その頃、アオギリではアヤトがトルソーを保護していました。どうやら顔がばれたトルソーは、アオギリに入るようです。アヤトはトルソーに、クインクスと一緒に佐々木という人物がいなかったかと尋ねます。アヤトもカネキを探しているのでしょうか？

 

そしてトルソーの目は、新たな標的を捉えていました。トルソーの言う「あの子」というのは、流れで考えると六月のことでしょう。

 

 

再会

場面は変わり、琲世と不知、六月の3人は、高架橋の上を歩いていました。どうやら次の捜査対象が決まったようで、そのことをクインクス班の2人に話しています。

 

次の捜査対象は「ナッツクラッカー」という喰種、男性の睾丸を好んで粉砕することからこの名がついたようです。今回クインクス班は、ナッツクラッカーを担当する班のサポートに回るようです。

 

一緒に操作するのは13区の鈴屋班、あの鈴屋什造の班みたいですね。琲世は、鈴屋の事を「ちょっとズレてるけど仕事熱心で好き」と話します。すかさず不知が「サッサンが言うか？」とつっこみ、六月も笑います。

 

鈴屋と琲世の初顔合わせでは、いきなり鈴屋がお金を返して来たそうです。確かに鈴屋は以前、カネキの財布からお金を盗んでいました。これを鈴屋は覚えていたんですね。

→東京喰種ネタバレ5巻第47話「偽名」

 

その後3人は、ふと見つけた喫茶店に入ります。琲世は二等の頃から美味しいコーヒー屋めぐりが趣味のようで、おごるからと2人を誘います。

 

入ったのは「:re」というお店、店に入るとそこには挨拶もしない不愛想な男性が、そんな男性を注意するように中から出てきたのは見覚えのある美しい女性でした。なんとその2人は、四方蓮示と霧嶋董香だったのです。

 

 

まとめ

次の捜査は鈴屋班との合同ということで、また面白くなりそうですね。カネキと鈴屋の共闘、以前では考えられないことですよね。そして急に登場したトーカと四方、続々と以前のキャラが登場してきましたね。