【東京喰種:re】アニメ2期3話(15話)での原作との違いと感想

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毎週駆け足でどんどん展開が加速していっているアニメ【東京喰種:re】2期、3話目となる15話では流島での戦闘がメインとなっていました。

同時に展開される各地の戦闘、原作と比べると時間軸がおかしかったりもするのですが、概ね原作に沿った流れになっています。

それでは今回も、アニメ【東京喰種:re】2期の3話目となる15話の感想や、原作との違いについて紹介していきます。

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アニメ【東京喰種:re】2期3話(15話)の感想

まずは、アニメ【東京喰種:re】2期3話目となる15話の感想を紹介していきます。

15話では、流島で行われている各地の戦闘が、ダイジェストばりに高速で展開されていくという感じでした。

短い時間でかなり詰め込まれていたので、本来感動するであろう場面でさえも、特に盛り上がりもなくすんなり流れていったようになっていました。原作を知らない人からすると、ついていくのが難しいのではないでしょうか?

15話の戦闘は、

  • 鉢川と穂木VS滝澤と死堪
  • トルソーVS六月
  • ミザVS半兵衛
  • クロナVS鈴屋班
  • ミザとナキVS宇井班
  • 法寺班VSタタラVS滝澤
  • 滝澤VS亜門
  • クロナVS嘉納クインクス隊VSニシキ

という盛りだくさんの内容になっていました。

個人的な見解としては、ミザとナキによる感動のシーンが展開の早さによって残念な感じになっていました。

半兵衛にやられて目を覚ましたミザの隣で目を閉じている傷を負ったナキ、本来ならミザがナキの後を追わんとばかりに宇井班に一人で挑んでいく感動的なシーンなのですが、その後のナキ再登場があまりに早かったので、ミザの独りよがり感が何とも言えませんでした。

ミザが目を覚ますと血を流して目を閉じるナキが隣に座っていたシーンも、「気絶していたミザをナキが身を挺して守ったのでは?」と涙ぐむこともなく宇井が登場しました。

総じて、展開の早さに感情がついていけていない感じでした。

【東京喰種re】15話の原作との違いは?

【東京喰種re】アニメ2期3話目となった15話、ここでの原作との大きな違いは、やはり流島前哨戦をはぶいたことでしょう。

原作では、流島での戦闘を前に鉢川班として穂木や六月が流島に偵察に行きます。そこで、鉢川は滝澤と死堪に見つかってやられ、六月はトルソーに捕まるのです。

その後、唯一無事に帰還できた穂木の報告で流島掃討戦が始まるのですが、この流れが省かれて流島掃討戦の1つとして描かれているので、時系列がおかしくなっています。

15話でも、さっきまで鉢川と戦っていたはずの滝澤が急にタタラVS法寺班の戦いに乱入してきたので、滝澤が2人いるような感じになってしまっています。

さらに、本来瓜江たちクインクス班の目的は流島前哨戦で行方不明になった六月の救出だったはずですが、そのくだりがなかったことで、ただ手柄を求める性格の悪い瓜江のままになっています。

瓜江は不知の一件で改心して良いリーダーになっていたはずですが、これだと元の強情な瓜江のままです。

それと、滝澤VS亜門の戦場に関して、原作通りならトルソーと接して性格が豹変した六月が滝澤やアキラを痛めつけていたタイミングで静止するように瓜江が現われるはずでしたが、六月がまだトルソーと交戦中のため瓜江班が先に到着してしまいました。

トルソーと戦わせるということは、六月が豹変する可能性があるということですが、このままだと瓜江が六月の豹変ぶりに気づかずに終わってしまいます。

流島では瓜江と豹変した六月との接点を持たせないのか、それとも六月を豹変させない流れなのかは分かりませんが、流島前哨戦がなかったことでクインクス班関係の展開が大きく変わっていることは間違いありません。

まとめ

流島前哨戦と流島掃討戦を同じタイミングで描いていることで、クインクス班周りにかなりの変化が出ています。

結局、クインクス2期生に関する説明もないままなので、今後クインクス班をどう描いてどうつなげていくのかが気になるところですね。