東京喰種の動画|1期12話のあらすじ感想

シェアする

東京喰種のアニメ動画、1期の12話は、ヤモリの拷問を受け震える金木研から始まります。金木研の前に現れたのは、意外な人物でした。それでは、東京喰種のアニメ動画、1期12話のあらすじ、感想をご紹介していきます。

スポンサーリンク

東京喰種の動画。1期。12話のあらすじ

東京喰種のアニメ動画、1期の12話では、拷問をされる金木がリゼと対話を始めます。もちろん、リゼがここにいるわけがありませんので、現実ではありません。金木は、自分が作り出したリゼと話しているのです。

2人は、金木の過去を振り返ります。金木は、父の記憶はありませんが、母のことはよく覚えています。金木は、優しかった母が自慢だと考えているようです。それを聞いたリゼは、母のように優しくなろうとしたことが、この状況を招いたと語り掛けます。

金木は、ヤモリの拷問という現実と、リゼとの対話という虚構のはざまを行き来していました。現実に戻り、ヤモリは嘉納がリゼで喰種を造っていることを金木に明かします。そして、ヤモリは金木の耳の中にトビズムカデをいれます。

金木は、虚構のリゼとの対話で、自分の大切なものがヒデだということに気づきます。リゼは、金木のせいで大切な人をも失うことになると笑います。そんな金木の前に、ヤモリが2人の人物を連れてきます。

その2人とは、金木の世話にきていた万丈の部下2人でした。そして、ヤモリは、どちらを救いたいかと笑いながら聞いて来るのでした。どちらも選べないかカネキは、目の前でどちらも失ってしまいます。

これが引き金となり、金木は、虚構のリゼを前にある宣言をします。何かを守るためには、何かを捨てる覚悟が必要、金木は自分を喰種だと認識し、ヤモリに立ち向かうのでした。

東京喰種の動画。1期。12話の感想

金木は、ヤモリとの拷問の末についに捨てる強さを身に付けました。その姿は、あまりにも悲しく映ります。頭髪は白くなり、性格も今までの優しさが消え、残忍さが顔をのぞかせていますね。

やはり、コミックスと比べるとシーンの短縮がありますが、拷問のシーンとリゼと話をするシーンを連続して交互に描くことで、より痛々しさが前に出ている気がします。コミックスと比べ、実際に声が聞こえることも悲痛さや迫力に繋がっているのでしょう。

それにしても金木は、ここ2話ほど叫び続けていましたので、声優の花江夏樹さんは大変だったでしょうね。金木が狂っていく演技とも言えるので、かなり難しかったのではないでしょうか?とはいえ、金木の苦しみや、変貌ぶりは、かなりのクオリティーだったように思います。

やはり、この辺り花江夏樹さんはさすがですよね。映像と声が驚くべき程に合っていると感じました。これで1期が終わってしまうのは、もったいないですよね。欲を言えば、もう1話分ぐらいあれば、もう少し戦闘を楽しめたように思います。

アニメ1期の12話は、金木の変貌ぶりでほぼ1話を使い切ったので、少し戦闘が短かった気がします。まぁその分、拷問と金木の変貌のシーンはかなりクオリティーが高かったんですけどね。

それにしても、アオギリの樹との戦いは、途中で区切りとなるんですね。そうなると、東京喰種のアニメ2期は、アオギリの樹とCCGの戦いの途中からという中途半端な始まりとなってしまいます。やはり2期でまとめるには、詰め込むしかなかったのでしょうか?

東京喰種の動画。1期。12話のまとめ

東京喰種のアニメ動画、1期12話は、金木が喰種として覚醒し、ヤモリを圧倒したシーンで終わりました。これにより、アニメ1期は、アオギリの樹とCCGの戦いの途中という、中途半端な場面での区切りとなってしまいました。

となると、2期は最初の1~2話あたりでこのくだりを終わらせるのでしょうか?どうにか1期に詰め込めなかったのかと思ってしまいますよね。まぁ無理だったからこうなっているのでしょうけど。

ただ、個人的には金木覚醒のシーンのクオリティーがかなり高かったので、満足です。万丈一味による脱出計画などはありませんでしたが、流れも繋がっていたので、自然に見れたように思います。

アニメ2期は、途中からオリジナルストーリーになるそうなので、今後の展開が楽しみですね。そう考えると、オリジナルストーリーに進みやすいように中途半端な切り方をしたのかもしれませんね。なんにせよ、2期がどんな内容なのか、見るのが楽しみですよね。